言いたいことを上手く伝えよう


こんにちは。心理カウンセラーの相賀ゆかです。

 相手と意見が違う時、頼まれたことを断りたい時、いやなことをやめて欲しい時、あなたはどのようにその思いを伝えていますか。 

言葉に出来ずに我慢することが続くと、いつも欲求不満の状態が続き、疲れ果てて無気力になったり、心の中で抑えていた感情が爆発してしまったりします。逆に相手の言いたいことや気持ちを無視して自分の言い分ばかりを言い続けていると、人間関係がぎこちなくなってしまいます。

相手の気持ちを配慮しながらも、あなたの主張を上手に伝えましょう。


1.自分の感情を観察し表現してみましょう。 

人が、喜び・悲しみ・怒り・驚きなど、様々な感情を持つのは自然なことです。その感情をごまかして自分の心の奥にしまいこむのではなく、観察してみましょう。人の心の動きは石を投げたときに水面に広がる波紋のように連鎖的に感情が湧いてきます。思考を活発にしたり行動をおこしたりする前に、気持ちを観察し、ただ冷静に感情を味わってみます。自分の心の声を聞くことによって、自分にも他人にも誠実に気持ちを伝えることができます。


2.言葉・態度・思いを一致させましょう。
  
声の調子や言い方、顔の表情は言葉以上のメッセージがあります。言葉ではOKと言っても心や態度がそうでなかったら、二つの相反するメッセージが送られることになってしまいます。自分の気持ちを誤解のないように伝えるには言葉・態度・思いを一致させることが大切です。また、真剣な思いを伝えるには、同じ高さの視線で真正面から落ち着いた声で話してみると効果的でしょう。


3.相手と自分が対等になるように話しましょう。 

相手を見下したり、自分を卑下したりする態度では相手に自分の本当の気持ちは伝わりません。立場や年齢、バックグラウンド、持っている価値観に関係なく、同じ一人の人間として尊重し、どんな相手でも分け隔てない姿勢でコミュニケーションをとるように心がけましょう。


 

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