2018年6月28日木曜日

シンガポールのカウンセラーの集まりに行ってきました


こんにちは。心理カウンセラーの相賀ゆかです。

こちらで「開業します」と宣言してから早くも3か月半が経ちました。予想をはるかに超えるたくさんのお問い合わせ、カウンセリングに来られる方々がいらっしゃり、勤務しているクリニックとオフィスを毎日フル回転で行き来しながら、こうしてお仕事させていただいていることに、本当に感謝でいっぱいです。



また、ここに至るまでに、本当にたくさんの方々に協力していただきました。「あいがこころケア」という名前を一緒に考えてくださったり、ホームページを作る際にみていただいて正直な感想を聞かせていただいたり、ブログを読む習慣がない私が、このブログを作ろうと決めて相談させていただいたり。。。たくさんの友人達に感謝してもしつくせないほどです。ありがとうございます!



今日は所属しているシンガポールの学会の集まりがあり、行ってきました。会員の方のアンガ―マネジメントについての発表があり、その方は以前外資系の会社で働いていたそうなのですが、ストレスフルでイライラの毎日だった経験なども織り交ぜながらトークがすすんでいきました。



そういえば、5年ほど前の米国のギャラップ社の「幸福度」調査で、世界148か国の中でシンガポールが最下位だったんですよね。普段明るく「Never Mind Lah!」なんて話しているのを聞いていると忘れてしまいそうですが、ここってものすごい競争社会でストレスフルな場所でもあるのです。



最後はエドモンド・ジェイコブソンのリラックス法を皆さんでやりました。
https://www.youtube.com/watch?v=t3uK039WdaM


 
日本もそうなのですが、シンガポールもカウンセリング・心理療法についてのライセンス制度がアメリカのように確立されていないのです。アメリカだと公的な免許を持たずにカウンセリングやサイコセラピーを行うと違法になってしまいます。いくら大学院レベルで心理学を学んでいても簡単にはカウンセラーとして開業は出来ず、サイコロジスト、ソーシャルワーカー、心理療法士・マリッジファミリーセラピスト(名前が分かりにくいのですが、日本でいえば臨床心理士)などの免許をとるのに指定されている大学院を卒業し、3000時間以上の研修を積み、2回の試験を受けてやっと免許が取れるというしくみです。早くて5,6年、長い人では10年以上という人もちらほらいるというプロセスです。



シンガポールにはそれがない分、誰でも開業できてしまうというところがあり、大学・大学院で心理学を勉強しただけの人や、公的機関からではない資格をもつ方が主流といった印象で、これは一般の人には違いがわからないかもしれません。



今日参加したような集まりもいろんな人がいてとても興味深い反面、アメリカのしっかりした制度と教育が懐かしくなった一日でした。

2018年6月21日木曜日

呼吸とこころ


こんにちは。心理カウンセラーの相賀ゆかです。

 私達が一日に約二万回行っている呼吸。そんな呼吸は私達の心と大きく深いつながりがあります。呼吸=息ですが、「息」という字は、心の上にたつ自分と書きます。つまり、呼吸は自分の心の状態を表現しているともいえます。



緊張したり、心配なことがあると、呼吸は自然と速く浅くなり、さらに不安が増してきませんか。人から何か責められたりしたときには、怒りで呼吸が荒くなることもあります。こんなふうに呼吸が浅いと、血圧も上昇する傾向があるのです。反対に心が落ち着いているときには、ゆっくりと深くなります。ちょうど自分の心地よさにぴったりな温度のお風呂に入っているときに、おもわず「気持ちいいなあ~。ふぅ~。」と、ゆっくりと深い呼吸が自然と出てきます。ゆっくりと深い呼吸をすると、筋肉はゆるみ、血圧は下がります。興奮した交感神経を鎮めて、副交感神経を優位にし、心が安定してきます。



呼吸は心のバロメーター。心が落ち込んでいてため息がたくさん出たり、ストレスや緊張で呼吸が浅くなっていたりしていたら、呼吸が心のサインを出していると思ってください。現代の忙しい社会に生きている私達は、仕事や勉強、対人関係などからくるストレスで、浅い呼吸が習慣化されている傾向さえあるそうです。呼吸の仕方を工夫し、意識的に深い呼吸をする時間をとり、呼吸をコントロールすることで、ストレスを遠ざけることもできます。集中してやっていた仕事や勉強の息抜きに、「う~ん」と腕を上げて、大きく深い呼吸をすると、それだけで心が軽くなりますよね。さらに呼吸法などを取り入れてみて、吸うよりも、吐く息を長く、ゆっくりした呼吸をする時間を意識的に持ちましょう。

2018年6月7日木曜日

ストレスと上手につきあう


こんにちは。心理カウンセラーの相賀ゆかです。

 適度なストレスはやる気を促進しますが、こころやからだがシグナルを出したら、3つのRで疲れを癒しましょう。
 
Rest(休息)

高速で車を走らせると周りの景色があまりよく見えません。それと同じように、いつも何かにせきたてられるように急いだり焦ったりしていては、自分や周りの状況がわからなくなります。少しアクセルを緩め、生活のテンポを落としてみましょう。また、本当にやる必要があることと、やるべきだと思い込んでいても実はそこまで必要のないことを区別することで、ゆとりの時間がうまれます。本当に大切でないものは捨て、なるべくシンプルな生き方を心がけましょう。

Recreation (気晴らし) 

日常的なことから少し離れて、気分転換ができる時間を持ちましょう。身近なストレス対処法は、人生を楽しもうという姿勢からうまれます。気のあう友達と時間を過ごす、趣味や運動を満喫する、笑いを生活に取り入れる、などは気軽に始められるでしょう。自分にとってリフレッシュできることが何かを探してみてください。
 
Relaxation(リラクゼーション) 

ゆっくりと深い呼吸は緊張や不安を緩和し、私たちのこころとからだをリラックスさせます。意識的に静かな時間を持ち、あたまとからだをゆったりさせてあげてください。また、お風呂につかったり、ヨガやストレッチを利用したり、心が落ち着ける音楽を聴いたりするのも良いかもしれません。

過度のストレスになっているものの原因そのものが変わらなくとも、コップに水が「半分もある」と考えるか、「半分しかない」と考えるかでは、同じ状況でも受け止め方が変わってきます。強いストレスで苦しんでいる人に対しては、周りの家族や友人がその人の気持ちを理解しようとしながら、ゆっくりと彼らの言うことに耳を傾けてあげることがサポートになります。カウンセラーなどの専門家に心のうちを話してみるのもよいでしょう。


【無意識に演じているかも?】家族の中の役割

 家族療法では、治療を受ける人やその人の心の中に問題の原因があるという考えではなく、家族という一つのまとまりをもったシステムの問題である、という見方をします。そして、家族ひとりひとりが、健全に機能していない家族を助けるために、無意識に演じているとされる役割に注目し...