涙を流して元気になろう



こんにちは。心理カウンセラーの相賀ゆかです。
 
 涙を流すという行為は、心にとって大切なことです。悲しい、嬉しい、くやしい気持ちなどの感情が溢れ出たとき、人は涙を流します。泣くことはどこか恥ずかしいもの、といった考えや、特に男性は「男子たるもの、人前で涙をみせてはいけない」と育てられ、泣くことをがまんすることが当たり前になっている方が多いかもしれません。しかし、涙を流すということは、実はたくさんの癒し効果があるのです。


 まず、涙を流すことでストレスを解消し、リラックス効果があると言われています。泣くという行為によって、緊張を高める交感神経が優位な状態から、リラックスしたり心を静めることを促進させる副交感神経が優位な状況にかわり、心があらわれたような気持ちになります。


 泣いた後には、痛みを和らげる効果もあるエンドルフィンという脳内の物質が増加し、悲しみや痛みを和らげ、気持ちを落ち着かせてくれる効果もあります。また、泣くと人の感情に影響を与えるセロトニンの活性化につながり、号泣した後には特に効果が高く、やる気を出したり、感情を安定させるとも言われています。確かに泣いた後はすっきりして、今日からまた頑張ろうという前向きな気持ちになりますよね。


 カウンセリング中でも、心の奥から感情が涙として湧き出すことで、心が晴れ、爽やかな気分になり、深い癒しを体験されている姿を多くみます。今まで、泣くことを我慢していた方は、泣きたい状況の中でもなかなか涙が出てこないかもしれません。どうか安心し、信頼できる人々の前で始めてみましょう。涙を流し、悲しみを十分に感じてください。そして涙で心の痛みを洗い流して、また新たな気持ちで人生を前に進んでいきましょう。

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