【めざす夫婦になるために】今から出来ること


こんにちは。心理カウンセラーの相賀ゆかです。


アメリカの調査によると、カウンセリングを求める人の一番多い理由は人間関係、特にカップルの関係だそうです。

カウンセリングのお手伝いをさせていただいていて、一番に感じるのは「みなさんもっと早く来られていたら・・・」ということです。


特にカップルカウンセリングの場合は、何か大きいことがおこるというよりもむしろ、少しずつ少しずつ小さい問題が積み重なって大きくなってしまったという印象です。


カウンセリングの文化が進んでいる欧米人と比べ、日本人やアジア人の間では、問題が大きくなって、どちらかやもしくは両方が別れを切り出すといったギリギリのところにきて初めて、「カウンセリングに行こう」という気持ちになられることが多いようなのです。


しかしもっと前から助けを求めていたら、修復への道のりがずっと短期間ですんだのでは、と感じることがよくあります。




では、いったいどういうタイミングで?というところなのですが、三段階あるとすると、


第一段階.まずは、結婚前です。プリマリタルカウンセリング、というのですが、男女の価値観・物事の捉え方の違いや、結婚後に起こりうる可能性のある問題を回避するための学びができます。



この段階は例えば病気に例えるとしたら、どうやって病気を防ぐことができるかを学ぶようなものです。手洗いやうがいをする。栄養があるものを食べて、運動をする、などでなかなか病気にかからない体力づくりができますよね。


ご結婚前でもっと二人の関係を良いものにしておきたい、というカップルへ気軽にカウンセリングを利用していただくことで、色々なことを乗り越えられる強いリレーションシップを築くお手伝いをさせていただいています。




第二段階.心理クラス、セミナーや書物などを通して、危機的な状況を脱するための知恵や知識を増やします。



この段階は、病気になった時に助けるものを利用するようなものです。例えば、薬局で買った薬を飲んでみたり、湿布を貼ったりして、病気の症状を和らげるものを利用することによって、自分で出来ることをしてみるようなイメージです。セルフケアのお手伝いのための、ミニ講座で学んでいただくことやそれぞれのお悩みに応じた学びをすすめさせていただくことで、お二人の関係をよりハッピーに、より豊かにするノウハウをご提供させていただいています。


第三段階.カップルカウンセリング。より良いコミュニケーションやお互いを理解し合うことを助けます。



この段階は、病気の例えでいえば、お医者様のところに行って専門家に本格的に治療をしてもらう、という段階でしょう。病気の進行が思いのほか進んでいたとしたら、望むような形で治癒できずに、慢性になってしまうこともあります。この段階で手遅れにならないためにも、「私達なにか変わった気がして心配」と気が付いた時が受診のタイミングです。


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セラピストからみたカップルの問題

コミュニケーション 87%
パワーストラグル(力を持つことの争い)  62%
現実的でない期待  50%
性の問題      47%
愛情表現      45%
金銭問題      43%
愛情が感じられない 40%
子どものこと    38%
個人的な問題    38% 
(UCLAの統計より)







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